フィアット新型パンダeasy試乗 [クルマ]
試乗のトップバッターはフィアット新型パンダeasy。写真の白とびはご勘弁を(汗)。イタ車は所有したことも運転したこともないので楽しみにして試乗に臨みました。スタイリングは特に好きでも嫌いでもないので、肝心なのは中身と走りですね~。
インテリアのドアトリムが凝っています。シボ加工が「PANDA」の文字!
シートはしっかりしている印象で、後部座席は頭上に余裕があるし前席のシートバックに膝が当たることもないので窮屈には感じませんでした。
がしかし、いざ運転席に座ってみると足元が恐ろしく狭いです。ラグナの半分の幅しかないといってもいいくらいです。ペダルレイアウトもちょっと真ん中にオフセットしていますし…。
そのあたりはイタ車の右ハンということで我慢して、さあ試乗開始というときに、
インパネに何やら警告灯が!さすがイタリアンクオリティ!営業さんいわく、特に走行に支障はないそうなので無視してスタート。警告灯はイルミネーションの一種と考えたほうがよいということですな!
フィアットのロボタイズドMT「デュアロジック」は初体験ですが、やはり慣れが必要ですね。最初はギクシャクしてしまいました。ATモードは諦めて試乗の大半をMTモードで運転して後半は多少慣れてきました。ただ慣れるのに精いっぱいで運転の楽しさを感じる余裕はありませんでした。
話題のツインエアは、エアコン全開だと2気筒エンジンの音は聞こえないのでエアコンを消してみましたが、結構静かで振動もほとんどないです。動力性能は不足はない気がしましたが、もっとも短時間の街乗り試乗で判断できることではないかもしれません。
足回りですが、カーブでは結構ロールするけど不安はなく粘りがある足回りだと感じました。例えるならアニメ「ルパン三世」のカーチェイスのように、車体を傾けながらコーナーをクリアしていくようなイメージ。
ルパンもフィアットのチンクエチェントに乗ってましたね。
そんな足だから乗り心地はいいと思いました。しかし少し柔らかすぎるかなぁ(個人的にはもう少し硬めが好みなので)。あと、着座位置が結構高いです。運転はしやすいのですが、個人的には着座位置は低いほうが好きかなぁ。
荷室はボディサイズなりという感じです。
そんな感じで試乗を終えました。残念ながら「いいね!次の車はパンダにしよう!」というポジティブな気持ちは湧きあがってきませんでした。かめばかむほど味が出るタイプの車なのかもしれませんけどね。
というわけでフィアット新型パンダeasyは、
乗り換えたい度:45%
てな感じでしょうか。今後もどんどん試乗していきます!
それでは今日はこの辺で。