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日産リーフにレンタカーで乗ってみた [クルマ]

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日産レンタカーのキャンペーンを利用して、気になっていた電気自動車リーフに乗ってみました~。
ガソリン車は満タン返しであることを考えると、お得な料金でリーフが乗れます。

さて、初めてなのでお店の人に10分ほど色々説明を受けてから出発~。
リーフの運転モードは「D」と「ECO」があります。
DとECOだと航続可能距離に差が出ます。
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まずはECOで走ってみました。
出足は確かにゆっくり感がありますが、疼痛を感じるほどではありません。
走行感覚はやはり滑らかで、自分の経験の中から何かに例えるなら低速で走る新幹線のような感じですかね。
しかし新幹線のような騒音はなく、本当に静かに走りますし快適な空間です。

走行性能はガソリン車ではありえない滑らかさです。
CVTのようにアクセルを踏み込むと回転が先に上がり後から加速が始まるあの気持ち悪さはなく、
アクセルと加速が直結していてストレスがありません。

乗り心地も良好です。
変にふわふわすることなく、落ち着いた優しい乗り心地です。
シートも日本車にしては良くて、お尻や腰が痛くなることは無く、アンコが詰まっていて肉厚だと思います。

ラグナとの実力差をはかる良い機会とばかりに、自宅近所の荒れたデコボコ道を横切ったのですが、
な、なんと、ラグナが「グラグラッグラッ」とするのに対して、
リーフは「グラグラッ」とラグナよりも早く揺れが収まる!(トッピーのラグナがヤレすぎ?(^^; )
踏切を横切っても、ショックは尾を引かずにすぐに収まります。

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いつもフロントヘビーのラグナに乗っているからかもしれませんが、リーフは回頭性もいいです。
のほほんとした見た目からは想像できませんが、クイックイッと曲がってくれます。
リーフのサイトには「リチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に搭載することで優れた重量バランスを実現。スムーズなハンドリングと乗り心地を実現しました。」とありますが、これは本当にそう思いました。

さて、次にDで走ってみました。
アクセルを踏み込むと、確かにECOとは違い、加速感が倍加しました。
ラグナとどちらが速いかというよりも、ガソリン車がエンジンを唸らせて走るのと違い、
憎らしいまでに涼しげ~に加速しちゃうのが特筆すべき点でしょうね。

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さて、この気持ちいい加速で高速クルージングだ~!といきたいところですが、いいことばかりではありません。
リーフは回生ブレーキを利用して充電を行うため、停止せず走るばかりの状態だと
ヒヤッとするくらい航続可能距離が目減りしていきます。
事実、100km以上あった航続可能距離があっという間に90km台にまで低下!
やむなくルート変更して、市街地に戻ると再び航続可能距離は100km台に戻りました。

さて、この日は窓を閉め切っていると少し暑さを感じる気温だったのでエアコンON!
ONの瞬間、航続可能距離は当然20kmほど低下します。
しかし、ガソリン車と違ってエアコンONでもまったく出力が低下しないのはいいですね。
3リッターあるラグナでさえもエアコンONすると加速が鈍るのに(汗)

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結論として、航続可能距離を除けば非常に出来のいい車だと思いました。
乗る前は日本車にありがちな頼りない足回りとボディ剛性なんだろうな~とみくびっていましたが偏見でした。
よどみない加速はCVTを遥かに凌駕する気持ちよさです。

クルマ好きのトッピー的に懸念材料をあげるとするなら、
今回は初体験で新鮮味を感じて好意的に乗ることが出来ましたが、
これが1年、2年経っても飽きずにいられるかどうかという時間的耐久性は分からないですね。

ただそれはリーフを「エンスーなクルマ」であるかどうかという観点からみた場合です。
やはり、この車の経済性の高さは手放しにくいものがありますし、
従来の車とは違う領域に属する車だと思うので、購入条件が整っている人にとってはとても魅力的な車だと思います。

今は購入できる人は限られてしまうために、ごく少数の電気自動車ですが、
航続距離、インフラ、本体価格が普及レベルに達したとき、一気に電気の波が押し寄せても不思議ではないでしょう。
日本人はブームに乗りやすいところがあるので、火がつけば猫も杓子も電気自動車というこになりかねません。
道路の風景が一変するかもしれません。

まぁ、もしそんなことがあるとしても10年以上先の話でしょうけどね。

それでは今日はこの辺で。
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