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2速でひっぱるのがフランス人流? [ラグナ]

ラグナV6のトランスミッションはアイシン製5ATですが、
変速のセッティングはフランス人の流儀に合わせているようで、
2速ですごくひっぱります。

ATって加速中にアクセルを抜くとシフトアップするもんですがラグナは違います。
アクセル抜いても速度がある程度にまで達していないとまずギアは上がりません。

一応MTモードもあって、前に押すとシフトアップ、後ろに引くとシフトダウンしますが、
シフトが渋いし、そんなに楽しさは感じないので滅多に使いません。

日本車とドイツ車しか運転経験のなかった自分としては
早めにポンポンとシフトアップしていきたいので
フランス人の流儀に馴染めなかったのですが、ある日、考えを変えてみました。



「おーし、フランス人になってやろうじゃないか」と。



エンジンが回りたがっているのなら回してやろうホトトギス(意味不明)



アクセルを(いつもより)グッと踏み込むと、ラグナは紳士的な咆哮をあげ、
タコメーターは3000回転を超えて車重1.5tのラグナは速度50km/h超に達します。

そのタイミングでATは3速にシフトアップされ、
V6の3リッターエンジンのポテンシャルからすれば
まだまだ余力を感じつつも速度は80km/h近くに達し、ここで4速に切り替わります。

こ、これは、 楽しい♪

僕自身、MTに乗っていた時代は非力なエンジンの軽だったので
常に早めのシフトアップが当たり前になっていて、
加えて最近のエコ重視の風潮、ガソリン価格高騰という背景もあり
エンジンはあまり回さずシフトアップするのが当たり前になっていたのですが
しっかりエンジンを回して運転する楽しさを教わった気がします。

なので、今ではきっちりアクセルを踏み込んでエンジンを回すことが多いです。
もちろん道路状況によりけりですが。

しかもエンジンを回してもあまり燃費が変わらないのが面白いですね。

郷に入っては郷に従えといいますが、
フランス流を実践してみて少し目からウロコでした。

それでは今日はこの辺で。
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